日本には、尊厳死につていの法律がありません。
しかし判例で、尊厳死をむかえるために医療行為の中止が認められる要件は示されています。
①現代医学では治療不可能な病気で回復の見込みがなく末期状態にあること
②自然死を迎えさせる目的にそっていること
③延命治療中止について本人の意思表示が認められること
③のケースで代表的なものが、尊厳死宣言書です。
わたしは尊厳死を進めているのではありません。
例えば、私の親が尊厳死宣言書を書いていたとして、その存在を私が知っている場合、いざその時になって「チューブを外してください」と、言えるのかどうか、自信がありません。
親の意思だから、私の決断で、親の命を切ってもいいのか?
今の私には答えが見つかりません。
しかし、もしかしたら、そんな困難な状況にあって、親の尊厳死の意思表示が、私の自責の念を救ってくれるかもしれないのなら、あなたが尊厳死宣言書を残す事にも、意味があるのではないでしょうか?つまり、尊厳死宣言書は、愛する家族の心の負担を和らげる可能性があるのではないか? そうも思います。
人が死ぬということは、周りの人間に多大なる影響を与えます。
それが、死を自ら選択するような場合、手を尽くして存命させたいと望む家族のきもちを振り切ることにもなります。
尊厳死宣言書は、よく考えてから書いてください。
そして、尊厳死宣言書には、なぜ延命治療を拒むのか、その理由もきちんと記載しておくことをお薦めします。
人の死は荘厳です。重々しく立派なのです。
延命治療の判断の際に、つまりは死の間際に、なぜ尊厳死を望むのか、そこにあなたの人生における哲学がこめられて、あなたの人生における荘厳な最後の瞬間に、あなたの人生哲学が子どもたちに伝えられるのならば、それは子どもたちにとっても喜ばしいことではないでしょうか?何の言葉もなしに永遠の別れをすることは、寂しすぎやしないでしょうか?
尊厳死宣言書に、決まったフォームなどはありません。
あなたの命に対する想いを記すのです。
尊厳死宣言書は、命に対するあなたの人生哲学そのものです。
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